高級社畜(総合商社に勤務する人)の適当ダイアリー

総合商社勤務。適当チャラリーマン。日々、思いついたことを綴っていきます。議論する気ゼロです笑。キャリア/結婚/恋愛/生き方/夢/現実/サラリーマン/社畜/起業/IT/新サービス・製品/グローバル/新興国/カメラ/南米/アフリカ/新興国/イノベーション/アイディア

商社業界の総括①

■商社業界

全体:長年仕込んでいた資源ビジネスから莫大な利益を上げていましたが、非資源への投資加速。資源ビジネスで火傷する企業も出現。2015年も荒波にも負けない姿勢で頑張りましょう。

 

 

三菱商事:インフラ、プラント事業の大型案件受注、食糧・食品事業の梃入れ、お得意の石油・ガス事業も躍進。私が印象に残っているのはノルウェーのセルマック社というサーモン養殖業者を買ったことです。やはり新興国が豊になるにつれて魚食文化は進むと読んだのでしょう。資金が潤沢な財閥商社の大胆な投資だと思いました。川中川下に優良企業を持っていますし、販路獲得もOK。北欧で養殖してアジアマーケットに商品を流すという構図は素人目からみても明らか。手堅い経営ですね。

 

関連リンク:2014年プレスリリース一覧はコチラ

 

三井物産:業界としては資源分野へお金を突っ込むことは消極的な競合他社と比べて積極姿勢を示す物産。特にモザンビークへの炭鉱&鉄道港湾インフラ事業へ出資参画は流石ですね。ただえさえリスクの高いアフリカの国へ優良パートナーと一緒にリスクを背負って果敢に挑戦。結果が楽しみです。

 

また、リリースを読み返すとインドネシアとブラジル、ミャンマーといった新興国にも事業展開。ベンチャー企業にもお金をつっこんでいるが物産らしいですね。原油安、新興国(中国等)経済鈍化と不確定要素が多くありますが、2015年も攻めるんでしょうね。


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総括②へ続く。。。