商社総括②
前回の続きです↓
③伊藤忠商事:住友商事を軽々と飛び越え3位の地位をガッチリ確保。住商を抜かす為に資産を売却したとの噂もありましたがどうなんでしょう。
朝型勤務の導入、お家芸の繊維・ブランド部門の躍進。メガソーラー、水道、地熱、高速道路ITSなどのプラント&インフラ分野にも積極的。食糧・食品分野でもブラジルの集荷事業へ出資、ファミマの追加株式取得による連結経営強化。非資源商社No.1を本気で狙っているのでしょう。
一方で負の事象としては、米国石油ガス企業が290億円の損失を出していたり、関連会社の元従業員が横領7億円してたり、大変でしたね。
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④住友商事:資源事業で大爆死。来期もマダガスカルの事業で爆弾を抱えている。経営陣の身の振り方も見ものですね。トカゲのしっぽ切りか、火消し・立て直しを懸命にやるのか。
投資&事業展開をした国は、プレスから読み解くにインドネシア、ミャンマー、マレーシア等のアジアシフト。それと同時に出遅れを挽回する為にサブサハラ地域の体制強化を実施。
EC事業も海外で展開する模様。正直、収益貢献について「?」だと思っています。人件費が糞高い(平均年収1,000マソプレイヤーばかり)総合商社がECやってもウマミ少ないと感じます。Amazon級の話なら違いますけどね。
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2014年総括は次回で最後ですよー!